米ドルでなく金に連動のステーブルトークン発行計画:暗号資産評論家 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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米ドルでなく金に連動のステーブルトークン発行計画:暗号資産評論家

  • 暗号資産(仮想通貨)とビットコインの評論家であるピーター・シフ(Peter Schiff)氏は、米ドルに連動するステーブルコインの価値を批判し、金に連動する通貨を推奨した。
  • シフ氏は、金に連動するトークンを発行する意向を示したが、時期や詳細は明らかにしなかった。
  • 米ドルに連動するトークンが主流のステーブルコイン市場は2600億ドル(約37.7兆円、1ドル=145円換算)以上に成長している一方、金に連動するトークンは20億ドル(約2900億円)規模とニッチな市場のままである。

金(ゴールド)の熱心な支持者であり、暗号資産とビットコインを長年にわたって評論してきたピーター・シフ氏は、米ドルに連動するステーブルコインの価値を批判しつつ、金に連動する独自のトークンを発行する意向を示した。

「ビットコインは理解できるが、米ドル建てのステーブルコインは理解できない」とシフ氏は現地時間6月20日、Xに投稿した。

「第三者のカストディアンを導入するのであれば、金に裏付けられたステーブルコインを所有できるのに、なぜドルのような欠陥のある法定通貨に裏付けられたトークンで満足するのか」

金に裏付けられたステーブルコインの立ち上げを勧めたユーザーへの返信で、シフ氏は「既に存在している。しかし、私は独自のステーブルコインを立ち上げるつもりだ」と認めた。

同氏の発言は、急成長を続けるステーブルコインの領域を規制するためのいわゆるGENIUS法案が米国上院で可決された直後に行われた。ステーブルコイン市場は2600億ドル(約37.7兆円)を超え、シティ(Citi)は2030年末までに3.7兆ドル(約537兆円)規模の資産クラスになる可能性があると予測している。

ステーブルコインは取引インフラの重要な構成要素となり、クロスボーダー決済や送金においてますます人気が高まっている。市場では、テザー(USDT)や、USDコイン(USDC)といった米ドル連動型ステーブルコインが主流となっている。

一方、金に裏付けられたトークンは、ニッチながらも成長を続けており、市場規模は約20億ドル(約2900億円)だ。法定通貨に裏付けられたステーブルコインとは異なり、金に連動するトークンは主に、物理的な通貨と同様にブロックチェーン上で価値の保存手段として利用されている。しかしながら、例えば、ローンの担保として利用するなど、DeFi(分散型金融)アプリケーションにおいて金トークンの利便性を高める取り組みも進められている。

内容は参考用であり、勧誘やオファーではありません。 投資、税務、または法律に関するアドバイスは提供されません。 リスク開示の詳細については、免責事項 を参照してください。
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